
※2016/9/5に放映された働け!ニートSPより
この番組の山奥ニートってところを
見て欲しいんですけど
働かなくても山奥なら生活費かからないし
村の人たちとも仲良くて
食料とか分けてもらえるし
生活の様子を
YouTubeやニコ動で配信して
カンパとか送られてくるし
やっていけているんで十分です〜
という山奥ニートの彼が紹介されていました
コレを僕は見ていて
普通に羨ましかったのですね。
いいなぁ〜
自由だなぁ〜
ってw
でも、なんか労働しないのが悪だって
おばちゃんとかは税金払え!とかね。苦笑
そんな雰囲気の番組構成で
ちょっと何だかなぁって思っちゃいましたね。
で、思い出したのが
漁師とビジネスマンの話しです。
僕も前にこの記事で書いたのですけど
有名なお話しなので
知っている方も多いでしょうけど
物語のあらすじを
三浦孝偉さんのブログから引用しちゃいましょうw
▼ 漁師とビジネスマン
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むかしむかしある所に
あるビジネスマンが居ました。
ある日、そのビジネスマンが、
ブラジルの小さな漁村の砂浜で腰掛けていると、
1 人の漁師が小さな船に乗り、魚を捕まえ始めました。
漁師は大きな魚を何匹か釣り上げると
浜に帰ってきました。
ビジネスマンは、その漁師に聞きました。
「それだけの魚を捕るのに、どれぐらい時間が掛かるんですか?」
漁師は答えました。
「そんなに長い時間はかからないよ。」
ビジネスマンは驚き、さらに漁師に質問をしました。
「だったら何故あなたはもっと長い時間海に出て、
もっともっと、たくさんの魚を捕らないんですか?」
「何故って、これだけあれば、家族を養うのに十分だからだよ」
「残りの時間はいったい何をしてるんですか?」
「そうだね、私はいつも朝早くに起きて、
それで漁に行って魚を何匹か釣るんだよ。
その後は家に帰って子供達と遊んでやって、
昼には妻と一緒に昼寝をして、夕方には村の衆と酒を飲んでいるよ。
私達はギターを弾き歌い、夜通し踊るんだ。」
それを聞き、ビジネマンはその漁師に進言をすることにしました。
「私はある大きな会社の経営管理のマネージャーをやっています。
私はあなたを成功へと導く手助けができます!
あなたは、これからはもっと長い時間釣りをすべきです。
そうすると、今よりも水揚げ量が上がります。
そして、その売上金で大きい船を購入するのです。
大きい船があると、更に水揚げ量が上がって
さらにたくさんの船を買い、漁師を雇うことができます。
その後は、会社を設立して、オリジナルの缶詰工場を作り、
独自の販売ルートで売り上げを拡張するのです。
そうすれば、あなたはこの小さな漁村からサンパウロへと移り住み、
大きな本社ビルを建てる事ができるでしょう!」
「・・・・・それで、その後は?」
「その後、あなたには王様のような暮らしが待っているのですよ!
株式に上場すれば、あなたは大金持ちになるんですから!」
「・・・・・それで、その後は?」
「そうすればもう忙しく働く必要はありません。
引退をして小さな漁村に移り住んで、
朝早くに漁に行ってその日に食べる分の魚を何匹か捕り、
その後は家に帰って子供達と遊び、昼には妻と一緒に昼寝をして、
夕方には村の衆と酒を飲み、ギターを弾き歌い、夜通し踊るのです!」
それを聞いた漁師は怪訝な顔してビジネスマンに言いました。
「・・・今、まさに私はそのような生活をしているのだが」
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Koi Miura の Official Blogより引用
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働け!ニートSPでも
同じようなやりとりがあって
ある社長さんが
せっかく山奥で暮らしているんだったら
僕、バイオマス発電を全国に広めたくて
そのテストケースとして一緒にやらないかい?
みたいな提案をして
ニートの彼は本当に嫌そうw
そこも面白かったのですけど
週3ならって答えて
本当はやりたくもないんだろうけど
その社長さんは
毎日、設備の面倒見てくれないと・・
みたいに失笑していたのですね。
時間を拘束して
労働することが美徳だという絶対的な前提がそこにあって
なんか気持ち悪いなぁって
自由に生活できているんだったら
それでいいじゃんって思いますし
なんか色々と考えさせられる番組でしたね〜
まぁ、僕の意見は
世間一般から見たら異端な感じでしょうけど
脱サラしてサラリーマンではなくなった男の意見として
こんな視点もあるんだなと感じて頂ければと思いますw