フリマアプリ市場を開拓したFRILと、制圧したメルカリ

フリマアプリといえばメルカリ(mercari)!!というイメージありますけど

元祖というかフリマアプリという市場を2012年9月に開拓し始めたのは、Fablicという会社がリリースしたフリル(FRIL)というアプリです。

で、ですね。

ネットビジネスではよく
モデリングって言葉で

先行している人の真似から入りましょう
ってのを聞くと思うのですけど

FRILの場合は
開拓者ですから

先行するモデルがなく
暗中模索でフリマアプリ市場を[手作業]で耕していたのです。

(手作業ってのはあくまでイメージですw)

ところが

後発組があらわれ
複数あったのですけど、その中のmercariが

FRILをモデリングし
加えて、広告戦略で攻勢をかけ
一気に抜き去ります。。

ダウンロード数は

FRIL 国内550万件
mercari 国内3000万件、グローバル合算4200万件

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経営者としての力の差があった(FRIL 堀井氏談)
—————–

(THE BIRDGE 2016.9.8インタビュー記事より引用)

と素直に力負けを認め

FRILは独自路線と決別し、9月から楽天傘下に入り
反転攻勢することを決断しました。

ネットビジネス的には
mercariで稼ぐ方法が流行ってますけど

プラットフォームをズラし
FRILそして楽天のラクマにも出品していくと
ここから始まる(かもしれない)逆転劇に乗れる可能性あります。

————-

資本的な後ろ盾を得たので、
年内にも手数料無料化やCMでの展開を開始します。

楽天のラクマとFRILでは売れているカテゴリも違いますので、
それぞれの強いところをまず伸ばしていくということになりますね」

(FRIL 堀井氏談)
(THE BIRDGE 2016.9.8インタビュー記事より引用)

————-

CM展開でユーザー数が伸びれば
売れる確率は単純ですけど上昇していきます。

で、楽天はすでにラクマっていう
フリマアプリを持っていますので

ラクマとFRILのユーザーが相互に行き来するような仕組みは
将来的には必ず取り入れられるでしょう。

で、更に言うと

「手数料無料化!!!」

出品者にとってみると
手数料が無料になることで利益が増えますので

出品するならラクマかFRIL
って考える可能性が出てきます。

というか

ユーザー数が互角になってくれば
売れる確率も同等になってきますから

手数料無料の方に出品するでしょ 笑

なので

以前ご紹介したヨコどリッチの実践者の方は
購入者通信でお伝えした手数料無料のラクマに加え

今後はFRILも無料化していきますので
こちらの方にも出品する準備をしていきましょうね!

さてさて

フリルが開拓したフリマアプリ市場を制圧したのがメルカリですけど

後発組だったmercariがなぜ?
フリマアプリ市場を制圧し

月間流通額100億円をいち早く達成できたのか?
その要因を考えていきましょう!

フリマアプリ市場を制圧したmercari

mercari快進撃の理由は
まず第一に先行者であるFRILが居たことです。

コレがでかい

FRILが事業として立ち上げ
そして成長する市場を生み出しました。

で、これが頭打ちになることなく
成長し続けていた。

マーケティングの考え方に
4段階の製品ライフサイクルというのがあるのですけど

1.導入期
2.成長期
3.成熟期
4.衰退期

フリマアプリの事例でいうと
1.導入期から2.成長期への移行はFRILによってなされ

(導入したものの、成長せずに終わる製品も数多い)

そこに目を付けたmercariが
後発で参入し

広告投下する物量戦で圧倒し
フリマアプリ市場の成長を加速させていき

FRILを一気に抜き去り
市場を制圧

こんな流れがあったと
読み解くことができます。

つまり、

————-
mercari快進撃のもう一つの理由が
広告投入によるレバレッジです。
————-

稼げる市場、仕組みがあれば
そこに広告でレバレッジをかけ伸ばす。

そうすることで圧倒的な地位を築き
後発参入者の障壁としていく。

もしこの発想が
その当時のFRILにあれば

元祖ですから
先行した優位な状況にありましたし

生のデータ、情報が日々集まってきますから
フリマアプリ市場は伸びるという確信はあったはずです。

でも、そこで
広告を使うという選択肢を排除してしまったが故に

後発で広告戦略に長けた
mercariの後塵を拝す結果と成り下がってしまいました。

もし、あの時
広告を使っていれば・・・

この思いが

—————–
経営者としての力の差があった(FRIL 堀井氏談)
—————–

という発言の根本にあります。

副業サラリーマンであれば
時間の投入には専業の方よりも制限がありますから

仕組み化と
レバレッジ

この2つの言葉を
呪文のように唱えてと繰り返しお伝えしていますけど

ビジネスに勝ち続けるには
広告というレバレッジを上手く使えた方が絶対にいいです。

今回の事例から
そのことを痛感しましたので

僕も広告の研究を引き続き継続して
みなさまに情報提供していきますね。

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