モスバーガー vs マクドナルド を「5whyの法則」で分析します。

モスバーガーの株価が実は好調!!
こんな記事を読みまして

なぜなのか?

思考を深堀しながら
分析をしてみたいと思います。

規模こそ違えど
僕ら個人事業主が参考にできるPOINTを
好調な企業の戦略から探ります!

では早速、第1問目からいきましょう〜

■Q1.なぜモスバーガーの業績がいいのか?

一番に思い浮かんだのは
マクドナルドの不調です。

2013年は2604億円だった売上高が
2015年は1894億円と710億円の減少….

対してモスバーガーは

同じ期間で650億円から710億円へと
60億円ほどの売上upです。

なるほどそりゃそうだよね〜〜
マック不調だから、モスバーガー行くでしょ

で終わると浅いですよねw

ここで終わらず更に深く行ってみましょう!!

■Q2.なぜマックからモスバーガーへ流れたのか?

そもそもマックが不調になった原因は
不祥事が立て続けに起こったことが原因です。

期限切れのチキン混入やら
異物混入やらですね。。

その前からも少しずつ
客離れは起きていましたが一気に加速し

安心/安全を求め、
モスバーガーに流れたお客様も多いでしょう。

モスバーガーは
オーガニックで安心/安全ってイメージは
定着していますからね。

でも、マックは710億の売上減に対し
モスバーガーは60億円しか売上upしていません。

これはなんででしょうか?

■Q3.マックの客離れが、=モスバーガーの売上upにならないのはなぜか?

マクドナルドジャパンの店舗数は3000店舗ほどで

対してモスバーガーは
1300店舗ほどです。

つまりマックに行かないと選択した消費者が
最寄りのハンバーガーショップを探したとしても

近くにモスバーガーがない。

こういうケースがあります。

かくいう僕の地元にも
マックはあってもモスバーガーがありません 苦笑

■Q4.でも、それだけか?

そもそも、マックの客層と
モスバーガーの客層は違いますし

価格帯も違います。

一般的な認識ではマックの方が安いですし
ファミリー層が利用しているイメージです。

対して、モスバーガーは
健康志向の強い女性が利用しているイメージあります。

??

うーーん、、
モスバーガーにファミリー層がそんな増えているのか?

という疑問が湧いてきます。

■Q5.そもそもマックの不調だけが原因じゃないのでは?

では、IR資料をみてみようと思い
確認してみたところ・・

その他の業態もあるけど
モスバーガー事業が主力であり伸びているのは数字で確認できます。

で、その伸びを会社が分析した見解がコレです。

1.独自性のある期間限定商品による需要喚起
2.商品クオリティのさらなる向上
3.ステークホルダーとの直接対話
4.「モスのネット注文」の推進
5.農業生産法人・協力農家との協働など
6.海外展開の強化

ちょっと意味不明な部分はありますけど

基本としては
愚直にパートナー企業との協業を推進し

「提供するハンバーガーの商品価値を高めていっている」

ここかなと思います。

僕ら個人事業主はマンパワーは
そもそも少ないので多くの事はできません。

集中が必要です。

集中するのであれば
一番効果の高いところに集中したいですよね。

当たり前ですけど。

今日のこのモスバーガーの事例から

僕らがお客様に提供する商品価値を高める努力をし続けるとともに
その魅力をしっかりと伝える力が必要だと学びました。

………

……

いかがでしょうか?

5つの問いで深堀りしていくことで
単純にマックの客離れが原因だという浅い思考ではなく

—————-
商品価値を高めるとともに
それを伝える力も必要
—————-

ここまで落としこむことができました。

なんで◯◯なの?
なんで、なんで〜

って子供がいるじゃないですか?

成長とともに

それって子供っぽいと思って
止めちゃいますけど・・

子供の頃に戻って

「なんで?
 なんで…
 なんで。」

と繰り返し自問自答する癖をつけると

深く深く思考を潜らすことができるので
5回なぜを繰り返す手法は、ぜひぜひ癖として身につけましょう〜!!

僕もやります!!!

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